石山貴美子写真集『KUU 空』

写真家|石山貴美子
テキスト|浅間雪枝
あとがき|太田菜穂子
デザイン|山口崇多 (株式会社コル)
発行|2019年10月1日
仕様|W: 26cm / H:18.8cm・120ページ
定価|4,400 (本体価格 ¥4,000+税)
発行|株式会社クレーインク
印刷&製本|株式会社平河工業社
ISBN|978-4-9912615-1-0

世界は一冊の本だ。旅をしない人々は本を1ページしか読んでいないのと一緒だ。

アウグズティヌス(354~430)神学者・哲学者


旅することで気づかされること、それに見知らぬ土地で見聞きした新たな知見ではなく、日常の暮らしの中で忘れかけていたもう一人の自分自身との再会ではないでしょうか。スカイブルーの表紙にくっきりと刻まれた『KUU』。『空』そして石山貴美子の陰刻は写真家が世界各地で刻んだ時間の痕跡のように読み取れます。凛々しく、毅然として浅間雪枝氏のテキストとたどる旅の時間が凝縮した一冊です。
石山貴美子 ISHIYAMA Kimiko

1947年、秋田県生まれ。東京綜合写真専門学校卒業後、雑誌出版社「面白半分」に約10年勤務したのちフリーとなり、現在に至る。月刊誌『面白半分』編集部時代に第4代編集長・五木寛之氏の知遇を得、氏が『日刊ゲンダイ』で連載中のコラム「流されゆく日々」のカットを1984年9月から担当。近年は東京、パリ、ベルリン、ハノイ(ベトナム)、国内外での個展、グループ展に積極的に参加。
主な著作『石山貴美子写真帖 1984-2005-五木寛之「流されゆく日々」より』、『鄙への想い』共著: 田中優子/石山貴美子、『江戸を歩く』共著: 田中優子/石山貴美子

Official Site
Back