#001 蓮井幹生写真展「美を紡ぐ時間」 Part 1:四季を愛でる





hasui




蓮井幹生写真展 「美を紡ぐ時間」Part 1: 四季を愛でる

2011年10月1日(土) - 31日(月)




| 展覧会概要 |

森を守り、森を育てる。 過去から未来へ、 変らぬ景観として、美しい日本を継承する。2010 年秋から 2011 年夏、その優美な姿を未来に伝えるべく、 目白の森を見守ってきた三重塔に修復が施されました。 平成の大改修とも言えるこの度の修復作業では、 ご本尊を新たにお迎えし、三重塔は名実共に目白の森の守護塔として生まれ変わります。

この特別な一年を写真家、蓮井幹生が追いました。 移り変わる季節と共に、趣を変える目白の森と三重塔、二部構成でご覧に入れます。今回の修復工事で取り替えられ、その役を終えた貴重な隅柱や、工事過程で塔内より発見された大正時代の新聞等の展示と併せてお楽しみください。



アーティストステートメント

この小さな森。私は何周しただろう。

右から、左から、下から、上から。 早朝、夕方、雨。 落ち葉、鯉、桜。

それらは、小さいけど、 何組の人の幸せを見届けただろう。

そこを訪れたどれくらいの人の気持ちを 和ませたであろう。

この小さな森にも、 そうやって人の心に届く宇宙がある。

ならば、そこには自然界としての 森羅万象があるはずである。

蓮井幹生





|椿山荘の三重塔について|

椿山荘 三重塔は旧寛永寺の五重塔、池上本門寺の五重塔とならび、東京に現存する 3 つの古塔のひとつであり、 登録有形文化財でもあります。平安前期(弘仁時代)、小野篁(おののたかむら / 西暦 802 ~ 852 年)が広島県 竹林寺に創建し、平清盛(西暦 1118 ~ 1181 年)が第1回の修復を執り行ったとの言い伝えが あり、建築様式 から見て、少なくとも 600 年は経過していると言われております。椿山荘には 1925 年(大正 14 年)、山縣有 朋公爵より庭園を譲りうけた 藤田組(創業者:藤田伝三郎)2 代目当主・藤田平太郎男爵が移築し、1945 年 3 月の東京大空襲の際にも奇跡的に消失を逃れ、現在も椿山荘のシンボル的な 存在となっております。





|作家プロフィール|


蓮井幹生 Mikio HASUI

www.mhasui.com

1955 年東京都出身。明治学院高校、同大学社会学部社会学科に入学。アートディレクター守谷猛氏に師事しデザインを学び、 デザインの道に入るが、1984 年から独学で写真を学び、1988 年の個展を機に写真家への転向を果たす。カルチャー系エディ トリアルシーンで発表されたポートレイト作品により注目を集めることになるが、着々とその表現の幅を拡大し、ストーリーを語りかける写真表現で厚い信頼を得る。写真表現が持つ精緻なメッセージを引き出すその撮影姿勢を反映した作品『PEACE LAND』はまさに蓮井の世界観の核を成し、継続的に発表され、2009 年にはフランス国立図書館に作品が収蔵される。

◆ Principal Distinction

朝日広告賞準グランプリ・部門賞 / 日経広告賞技術賞・部門賞 / ADC 賞 / 朝日広告賞部門賞 / TCC 賞 / ACC 賞 / IAA 賞 / “Industriya Reklamy” The best CF of the year(ロシア)/ 毎日広告デザイン賞 部門賞

◆ Principal Bibliography

1994年 『PEACE-LAND 1990-1994』
1994年 『RIKACO PLUS LOVE』
1995年 『漆黒の 59』
1995年 『DREAMS COME TRUE』
2000年 『TOKO』
2002年 『PEACE LAND 1995-2001』
2008年 『PEACE LAND m.hasui panoramic photographs 2002 - 2007』



◆ Principal Collection

フランス国立図書館 パリ・フランス 2009/2010





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