TOKYO PHOTO 2011に向けて - 4



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河西さん

先日は長時間ありがとうございました。
確かにアートフェアというシーンについての
アーティストの立ち位置をどのように考えるかは
非常に難しいテーマであると思います。

ただ、これからの時代は
展覧会場やワークショップ会場のみならず、
アートフェアのようなシーンにおいても
アーティストのメッセージやコンセプトが表現されるアート空間が構築されているか否かが
評価の分岐点となるように予感しています。

既存の価値観や理念、美の有り様に準じることなく
新しい“何か”を語りかけるPresence(存在)として、
周囲に認知されるアート空間を来場者に体験させること、
それを一つのゴールにすべきと考えています。

“美しさに限界はなく、デザインに飽和点はない”
これはフェラガモの言葉です。

Haruna KAWANISHIが求めてやまない新たな美しさ、
まずは私の理解で整理し、構成してみますので、
そのプランをご検討いただけますか?

私自身、時代が求める使命を果たせるギャラリーとして
今後、評価されるか否かは全く分かりません。

ただ、クリエイターはギャラリストやキュレーターより
一歩先から常を周囲にインスパイヤーを与えるPresence(存在)として
あることが大切なのだと考えます。

作品整備から最終的な段取りまで、
出来る限りの準備をして当日に臨むようにします。

それでは

太田菜穂子



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