2009年02月 ARCHIVES

編集後記:エコピープル 第40号

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エコピープル 第40号
原田幸明さんインタビュー
新時代の資源マネージメント
~都市鉱山から見る未来への鍵~


20世紀は鉄鋼業などの工業が世界中で大きく発達をし、さまざまな産業が機械化され、同時に物流・移動手段も大きく変化をした世紀でした。わたしたちが住む日本もその例外にはなく、明治維新後の殖産興業政策によって重工業が興り、第一次世界大戦と共に国内の重工業は世界と肩を並べる力を持つようになりました。そして、第二次大戦後、歴史上類を見ないほどのスピードと勢いで経済復興を遂げ、「特需景気」や「高度経済成長」、「バブル」など言葉を変えながら、世界を牽引する発展を遂げました。
これら産業の発展を支えた源は他でもなく“資源”です。ひたすらに資源を探し、掘り、開発し、消費し、より「豊かに」、より「便利に」、より「快適に」生活を送ることを“幸せの定義”として私たちは歩み続けてきました。
しかし近年、地球温暖化をはじめとする環境問題が大きくクローズアップされるようになり、単に地球環境の保全だけでなく、私たち人間生活の礎でもある“資源”の有限性が真剣に論議されるようになりました。ここに至り、私たちは継続可能な未来に向かって、どのようにビジョンを持ち、立ち向かっていくべきなのでしょうか?

「都市鉱山」の問題だけでなく、環境問題はあらゆる場面において、実に多様な観点で語られ、私たちの生活や行動規範に大きな影響を与えるものとして、しっかり意識されるようになってきました。ただ、事柄が細かく語られれば語られるほど、生活者の立場からすると、自分たちの努力の成果が目に見えにくくなり、貢献している社会との関連性が実感しづらくなってしまい、結果として環境問題そのものへの閉塞感や不安感、不信感が芽生えてしまっているというのも事実です。

そんな編集部の思いに原田幸明さんは明確に答えてくださりました。
自分の目の前にある身近な問題にとどまることなく、深い見識と広い視野を持って発展的に考える重要性。また、着実に未来を変えていくためのビジョンと新たな価値観の創造。これから私たちが未来に向かって環境問題を考える上での一つの視座を与えて下さるインタビューでした。

編集部

→eco PEOPLE 第40号 原田幸明さんインタビュー