2008年04月 ARCHIVES

「世界をよくする簡単な100の方法」

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「世界をよくする簡単な100の方法」
斎藤槙・著 / 講談社 定価:1,500円





新聞や雑誌やネットを見ていると、「エコな生活」とか「エコな社会を目指して」とか、また普段の会話の中でも「エコだね!」とか「エコじゃないなぁ・・・」とか口にしたりして、いまや「エコ」という言葉は、誰もが一日一度は見たり聞いたり口にしたりするのではないでしょうか?

”ゴミを分別する”とか、”省エネする”とか、”木を植える”とか、「エコ」といわれている行動にはさまざまなものがあります。
しかし本来、そういった行動それ自体が「エコ」なのではなくて、最終目的でもありません。

私たちは「エコロジー」という言葉を次のように認識しています。

”全ての生物が生態系の一員として自然と調和・共存し、共に繁栄をめざすという思想”

私たち人間も地球に生きる”一員”なんだと謙虚な気持ちになって、地球環境のことを思いやって、生活のスタイルや生き方を選択する。そんな精神こそが「エコ」なんだと思います。

そして、それを行動に起こすときの一つの手段や方法が”ゴミを分別すること”でもあり、”省エネすること”でもあるわけです。

それはわかっててもどんな手段や方法があるのか分からない、
そんなときに今回ご紹介する本は皆さんに多くの知恵を与えてくれるはず。
誰にでも出来ることから、一個人では到底出来ないことまで100の行動の提案がされています。その中から自分に出来ることから選択をして実践するのはもちろん、「この行動をとることがなぜエコなのだろうか?」、そんなことを考えながら読んでみると新たに自分なりの別の方法が見つかったり広がりがあるかもしれません。

持続可能な社会を目指して

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“化石燃料の使用によって、大気中のCO²が増え、地球温暖化の原因となる”という仮説を最初に唱えたのはスウェーデンのスバンテ・アレニウスという科学者であり、それはなんと1896年のこと。いまから100年以上前のことです。また日本でも宮沢賢治が1923年に「グスコーブドリの伝記」という小説で、“CO²による温室効果”を利用したストーリーを書いているのはご存知でしょうか?しかし、そんな彼らの想像をもはるかに超える地球環境の変動が今、深刻に急速に進んでいます。

2008年4月17日、青山・国際連合大学においてスウェーデン・日本ジョイントシンポジウム「持続可能な都市の発展」が開催されました。
シンポジウムには、スウェーデンからラインフェルト首相やカールグレン環境大臣、日本からは鴨下環境大臣が出席し、両大臣による基調講演ののち、両国の有識者によるパネル・セッションが行われました。

世界の国々の中でも先進的に独自の考えと施策をもって「持続可能な社会」の構築を進めてきたスウェーデン。気候や社会システム、思想も違う日本が全てをそっくり真似できるものではありませんが、社会に変革をもたらすためにはどういった視点や意識、行動が必要なのか、参考になることはとても多いと感じました。

過去、地球の気候変動に関する警鐘を鳴らしていた学者がいても、それらの提言が人々の行動にまで影響を与えるに至らなかった事実。それを”過去の人間が愚かだった”と言って済ませてしまうのは簡単ですが、それでは何の解決にもなりません。いま私たちに必要なのは「地球資源や環境が有限である」ことを共通認識として持ちながら、真に持続可能な社会づくりに対して、手を取り合いながら協力し、必ずや”実現”をすることです。


エコビーイングの巻頭企画である「エコピープル」では、ここ一年間「生物多様性」に関する取材をしてきましたが、次号より「地球温暖化」を年間テーマとして、各界で独自の取り組みを続けている方々よりさまざまな処方箋を伺い、皆様へ紹介をしていこうと思います。


岡山修平

もうひとつの地球との向き合い方

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地球環境を考える雑誌「カイラス」創刊によせて


その雑誌の名前は「カイラス」、秘境チベットの聖山から名はとられた。海抜6656m の未踏峰で、仏教、ボン教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の聖地としても知られている。

去る3月14日、東京・丸の内で行なわれた「カイラス」の創刊記者会見では、建築家の安藤忠雄氏、脳科学者の茂木健一郎氏、作家で編集者の松岡正剛氏という、熱い注目を集める仕事を展開する三人の識者による記念鼎談が開催された。それぞれの視座から語られる「10年後の東京」、古来より日本文化の重要な要因であったアジール(「聖域」「自由領域」「避難所」といった意味)の復権などが語られた。

今後共、ダイナミックな企画に期待したい。

→カイラスWebページへ

エコギャラリー:咲きに行く ~harmony scale~

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©2003 KISHIMA Hiroki





エコギャラリー 新シリーズ
杵嶋宏樹「咲きに行く ~harmony scale~」

2008年4月から12か月間にわたり、写真家の杵嶋宏樹さんがエコビーイングのトップページの写真を手掛けてくださることになりました。

毎月一枚ずつご紹介すると同時に、エコギャラリーのコーナーで毎月の作品をアルバム形式でファイリングしていきます。

杵嶋さんの作品が持つ「潔さ」は、わたしたちに日常をいつもと違う視点で見つめるためのアイデアを与えてくれると思います。

毎月の更新をお楽しみに。

→エコ・ギャラリーへ

Eco meets Arts

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エコな心がアートを求める
池坊もったいないプロジェクトin Tokyo

“エコな生き方が美しさを求める。”
自分の中で自然に沸いてきた気持ちを素直にかたちにする時、そこにはある覚悟が要るのかもしれません。言われるままのエコアクションから自分発のエコアクションを起こす間には大きな意識の変化も求められるのかもしれません。

さて3月17日、六本木・東京ミッドタウン内にはゴールデンウィークに開催される華道家元池坊が展開するエコ活動“池坊もったいないプロジェクトin Tokyo”用に、材料となる花材を回収する専用のボックスが設置されました。華道のお稽古で捨てられる小枝や使用済みの割り箸を回収し、巨大ないけばなに再生させるというプロジェクト、この回収ボックスは5月3日まで設置され、集まった材料を使って制作されるいけばな作品は5月4日から公開される予定です。

花材回収期間: 3月17日(月)~5月3日(土・祝)
回収場所:   東京ミッドタウン ガレリアB1F アトリウム他2ヶ所
展覧会:    5月4日(日・祝)~10日(土)
展示場所:   東京ミッドタウン・銀座松坂屋

<回収に当たっての注意事項>
◇小枝 20-30cmくらいにカット
◇ナツハゼ、紅葉、ナナカマド、梅、桜、マンサク、椿、ネコヤナギ、柳、レンギョウ、桃などヤニの強いものは対象外
◇割り箸 よく洗いしっかり乾燥させる。

→詳細はこちら。

Kiss the Earth 地球のために 子供のために

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「美しい地球、守りたい命とWWF展」
話題のフィギュアとデパートがコラボする地球環境保全チャリティー

世界最大の自然保護団体NGOであるWWFと三越・伊勢丹ホールディングスのコラボレーションで、“美しい地球、守りたい命とWWF展”が開催される。ふたつのデパートの本店で同時開催されるこの展覧会では、1960年から活動を開始したWWFの活動がダイナミックに紹介される。世界中の絶滅危機動物や地球上の風景を写真と映像で提示し、同時にこの動きに歯止めをかけるべく活躍するWWFの多岐にわたる活動が分りやすく解説される趣向だ。

WWFの活動の大きな柱は3つ。

1 違法な森林伐採の防止

2 密輸や密猟の禁止

3 地球温暖化の防止

地球規模の共通認識となりつつある地球環境保全、私たちひとりひとりが、【地求人】としての自覚をもって、アクションを起こすことの必要性を実感できるきっかけになる展覧会になりそうだ。
さて、この展覧会と同時に実施されるのがBE@RBRICKとのコラボレーション商品、シロクマとパンダのフィギュアのついた携帯ストラップとピンバッチの販売。値段はそれぞれ300円、うち100円がWWFに寄付される。しかもこのフィギュア、展覧会の入場券代わりにもなっている。
→WWFジャパンのページへ




日本橋三越本店会場
2008年4月1日(火)~7日(月)10:00~19:30
ただし、6日(日)は19:00閉場 / 最終日は18:00閉場
お問い合わせ先:03-3241-3311(大代表)
→三越のページ

新宿伊勢丹会場
2008年4月1日(火)~7日(月)10:00~19:30
最終日は18:00閉場
お問い合わせ先:03-3352-1111(大代表) 
→伊勢丹のページ