時間という“ものさし”

©Naoko OHTA
一分、一時間という細切れの時間の中で時計の針と駆けっこしているような私たちの毎日。ともすると季節の変化にすら気づかず、日常の時間をやり過ごしてしまいがちです。窓から流れ込む早朝の冷気、街角でふと感じる深まる秋の匂い、そして夜空に輝く冴え冴えとした月の光。なんだか急に、自分が四季のある国に住んでいることへ改めて感謝したくなりました。
さて今日から11月、2008年のカレンダーもすっかりやせ細り、残すところあと2枚になりました。振り返れば、今年は世界各地が異常気象に見舞われた苛酷な日々でした。地球という生命体の“ものさし”から見ればこの変動が“想定内の振り幅”であることを祈りつつも、まずは私たち自身が地球への感謝を表現する生き方で地球と時間を共有することの大切さを噛みしめたいと思います。
太田菜穂子
- 2007.11.01
