2007年10月 ARCHIVES

「eco tour」について

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©Ko KONISHI





朝夕のひんやりした空気に、冬に向かって小走りに動きだした季節の変化を感じます。この夏の猛烈な暑さがまだ体のどこかに記憶されているせいか、昼下がりに広い舗道を歩いているとあの暑さをふと懐かしく思い出している自分に気づき、我ながら苦笑してしまいます。“喉元過ぎれば何とやら”、人間は本当に身勝手なものです。

さて、6月に再スタートを切った「eco tour」について今日はちょっとお話しをさせてください。2000年秋の創刊時から展開してきた「eco tour」。当時はまだ”エコツアー”という表現すら社会的認知を受けていませんでした。“地球環境について考えたくなる旅”があってもいいのでは?ということで、地球や地域環境に焦点をあてた旅をご紹介し、そのインフォメーションを提供するというやり方でスタートしました。
しかしこの度リニューアルしたコンセプトは“その対極にある旅”といってもいいものです。いわゆる旅情報は一切掲載していません。写真も1枚、テキストも説明ではなく詩のようなエッセイスタイルをとりました。ナビゲーターは小西耿さん。
地球の囁きまでももらさず聴き分ける旅人です。私たちは彼の目と耳を通して、世界をヴァーチャル・トリップしようというわけです。実際に人間が移動をすると、経済的費用がかかりますし、エネルギー消費、それにCO2排出という面からも地球に負担をかけることは否めません。
代表者である旅人が世界を見てきて、故国の人々に知らせる、なんだか中世のマルコ・ポーロのような感じですが、そんなコンセプトで今回のシリーズを展開することにしたのです。これは2006年、倉本聰先生が教えてくださったイギリスの“森”と人間の関係、「“Forest”は選ばれた者のみが立ち入ることを許された場所」という概念から受けたインスピレーションの実践です。

現在連載中の「eco tour ノマドの世紀に」は毎月15日に更新しています。小西さんが私たちをどこまで遠くに連れていってくれるのか、全12回の旅の完結をお楽しみに!

太田菜穂子


→ 「eco tour ノマドの世紀に」へ

ヴェリブ(velib')

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先日、パリへ一週間ほど出かける機会がありました。すっかり秋色のパリ。朝晩は肌寒かったのですが、日中は天気にも恵まれ、ほどよい緊張感をもった気持ちの良い陽気に迎えられました。
ご存じの方も多いと思いますが、パリ市は昨年6月「ヴェリブ(velib')」と呼ばれるレンタサイクルサービスを導入しました。今回の訪問でも再度認識したことですが、パリ市内はとても自動車の量が多い街です。環境への配慮ももちろんですが、長年悩まされている交通渋滞の解消を目的に導入されたのがこのサービスのようです。今後は、このサービスの拡大と同時に、自動車の市内乗り入れに関する規制や自転車専用道路の更なる整備が進められることでますます実りのあるシステムへとなっていくのではと期待できます。

「ヴェリブ(velib')」の利用について
このサービスを利用するにはまずは登録をする必要があります。一年間有効な登録(29ユーロ)、一週間有効な登録(5ユーロ)、一日登録(1ユーロ)と市民から観光客までユーザーに合わせた料金体系が用意がされています。
そしていざ利用する場合は、別途利用料がかかります。最初の30分までは無料なので、上手に乗り継げば、お手軽に利用することが可能ですよ!
ただし、自転車でパリの街を快適に乗りこなすには、まずはパリの複雑な交通ルールを覚える必要があるかもしれません・・・。

自転車のデザインは、かの有名なホテル・プラザ・アテネのレストラン「アラン・デュカス」の装飾を手掛けた若手デザイナー「パトリック・ジュアン(Patrick Jouin)」によるもの。いかにもヨーロピアンなデザイン性も必見です。

岡山修平


→ 「ヴェリブ(velib')」のホームページへ(仏語サイト)

ecolog(エコログ)、スタート!

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©Naoko OHTA





この秋で7年目を向かえた「エコビーイング」は、完全リニューアルを果たしました。新しいロゴ、サイトカラー、デザイン、気に入っていただけましたか? これからも時代の求める姿に進化するべくしなやかに取り組んでいこうと考えております。どうぞ宜しくお願いします!

さてこの数年の間で、エコに関する私たちの意識や考え方は大きく変化を遂げたように感じます。環境への配慮が今や特別なものではなく、日常的な動作にまで組み込まれてきたようです。でも本当に“知っておくべきこと”、“考えておくべくこと”、“やるべきこと”をあなたは実践しているかと問われると、返答に窮する自分がいるようです。
今こそ毎日少しずつ、自分の足元を新たな気持ちで見つめなおしてみませんか?無理せず自然体でいながらも、私たちの子孫と共にしっかりと未来の時間を共有する覚悟を持って。

最後に! 編集部ではこのecolog(エコログ)のスペースで皆さまの率直なご意見や感想をご紹介していこうと考えております。さまざまなメッセージをお待ちしております。

編集責任・太田菜穂子


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